三生三世枕上書では、三生三世十里桃花の東華帝君と青丘・白凤九の恋愛模様が描かれています。
三生三世十里桃花には、三生石の涙必須のシーンがありましたが、あの話はあの話、こちらはこちら、ということで、三生三世十里桃花とストーリーとは細かい部分ではリンクしてないよう。
今回は44話のあらすじ&感想!
殴り書きに近いので、細かい訳やら、内容の詳細については本編をご覧ください☆
華流ドラマファンとして、
これを読んで一人でも多くの方が本編を見たいと思っていただけると本望です。成仏。
42話から記憶を取り戻した白凤九。ですが阿兰若の夢からはまだ出られなそう…。
第44話*あらすじ*感想
白凤九が外に出ると、帝君が居ました。帝君は花の雨を降らせ蝶を羽ばたかせました。白凤九の頭に安禅樹の花で編んだ花冠をのせました。白凤九が書物で読んだ内容によると、男仙が女仙に安禅樹の花冠を送るのは、意中の女性だけだそう。白凤九は、帝君の気持ちに感動しました。
帝君は、白凤九を“女儿祭”に誘いました。帝君は、街中に法術で花の雨を降らせます。街の女性たちは、皆足を止め美しい花の雨に感動しました。雨を降らせた男仙は機嫌がよく、男仙の意中の女性は何と幸せなことだろうと噂しました。白凤九はいつもの冷たく振舞う帝君と打って変わって、楽しそうな様子を見せる帝君を不思議がり帝君に聞きました。
帝君は、「なぜならこれを送ってくれたから。」と狐の飴を取り出しました。
「たったそれだけでそんなに喜んでくれるの?だけど、以前糖醋鱼を作った時はそんなに嬉しそうじゃなかったわ。」
「以前は愛を知らなかった。故にたくさんの間違いを犯した。今はただ小白のためにたくさんの事をして喜ばせたいんだ。」
帝君が白凤九の鼻を撫でると、袖の中を覗かれました。
「あれ、最後の1個?9個はもう食べちゃったの?」
「うん。あと、苏陌叶の5個も。」
「帝君は、そんなに飴が好きだったのね。これからは、帝君が食べたいものは私に言って。何でも作って届けるわ。料理は得意だもの。」
「小白が作ったものは何でも美味しい、こうやって気にかけてくれることが嬉しいよ。」
街で遊んだことのない帝君に白凤九がハープの飾りや飴、お面を買って楽しみました。
楽しい時間の一方で、二人の後ろをつける女妖がいました。
二人はつり橋に座りにぎやかな子供たちを眺めながら、こどものころの思い出や、白凤九が修正した歴史書が良く書けていてそれはその時から帝君のことが好きだったから、などと話をしました。
それから、最近のことについても。
沉晔が祁南深宫に住まうようになってから、阿兰若のように手紙のやり取りをしてきました。阿兰若の沉晔を想う気持ちに感動すると同時に、とても悲しく思っていました。そんな落ち込む白凤九を、帝君は慰めます。
「君は、阿兰若じゃないから、彼女の痛みを同じように感じる必要はない。早く、夢から出る方法を探し、君の元神がゆっくり休めるようにするよ。そして、夢から出たら、君を帝后にするんだ。」
「帝后」
驚いて帝君を見た白凤九に思わずキスをしました。
「夢を見ているのね。」
「夢じゃない。」
「じゃあ、ここから出たらすべて忘れてしまうのね。」
「忘れない。阿兰若の人生を終えたら、安心して太辰宫に入るんだ。」
*****
祭りのにぎやかな声が聞こえていました。
祭りでは女性が香包を男性に投げ、男性がその香包を掴んだら、二人は結ばれるという風習があります。白凤九は帝君にくれぐれも香包を掴まないように言いました。しかし、祭りが賑わう中心へいくと、女性たちが、美しい帝君を見て一斉に香包を投げました。香包は帝君の服にくっつき、取れません。白凤九は焦ります。焦る白凤九を横目に、帝君が法術で消しさり女性たちは落胆し事なきを得ました。
そこへ、女妖が姿を現します。香包を帝君に投げ、帝君は手で受け取りました。受け取ったからには、一緒に過ごしましょうと。帝君は、白凤九にここで待つように言い残し二人は行ってしまいました。
*****
白凤九は、部屋に帰ると、茶茶が急いでやっていきました。茶茶が言うには沉晔が酒に酔い手が付けられなくなっていると。駆けつけると、宮中からの頂きものの100金葉もする高級な品々をあろうことが割っていました。白凤九は道理で、割れる音が違うと感心しました。
沉晔は、白凤九を見て、去るように言いました。
白凤九は、沉晔に言います。
「私は阿兰若です。あなたに会いに来ました。」
「お前は、阿兰若ではない…阿兰若ではない。あの日気づいたんだ。」
「お酒の飲みすぎです。」
「お前は、阿兰若ではない。」
阿兰若が別人であること気づき激しく傷つき落ち込み、悲しみは深まる一方でした。白凤九は、沉晔のお世話をし語りかけました。
「好きならば、早くに言葉にしないといけない。一人を好きになるのは難しい。二人がお互いに好きでいるのはもっと難しい。」
帝君は女妖との闘いから帰り、白凤九を探し沉晔の元をに来ました。
帝君は白凤九と話し込んでいる沉晔が白凤九に触れようとしたのを見てを眠らせました。
帝君が容赦なく眠らせたことに怒り、沉晔が酔って暴れているのは自分のせいで、沉晔は自分が阿兰若ではないことに気が付いたと告げます。
さらに、白凤九は阿兰若の夢から出たくないと言います。
「帝君は、身分の高いお方で、自分は青丘の子狐に過ぎない。でも阿兰若の夢の中では、あなたは、息泽で私たちは夫婦でいられる。」
「ここでの出来事は現実ではない。夢を出ても、私たちの関係が無くなるわけじゃない。」
と帝君は言いました。
*****
帝君は、女妖の回復が早く、自由に夢に出入りできることを恐れました。そして、白凤九を早く夢から連れ出さねばと焦ります。

はい。帝君は、白凤九のために、花冠を作ったり街中に花の雨を降らせたり、甘甘でした。
そして、そんな二人の後ろを付ける女妖。ただのストーカーじゃないですか!!怖い。
帝君が狐の飴に感激し、夜遊びしている間も、苏陌叶は一人で法器を作り、お疲れ様です。狐の飴を食べることもできなかったのに…。頑張れ~!!笑
凤九ちゃん、阿兰若の思いに共感しすぎて辛くなっちゃったのね。
楽しく帝君と街でお祭りを楽しめたけど、その一方で自分のせいで
元気のない沉晔に、片思いの辛さを思い出して同情。
相思相愛って難しいよね。
凤九ちゃんは阿兰若自身ではないんだけど、でも阿兰若の身分でいるからには、同情せずにはいられないし、阿兰若の幸せも考えたいよね。
阿兰若と沉晔。悲しいな。涙
***夢幻の桃花ついにDVDが発売になります。Amazonで予約受付中***
コメント