三生三世枕上書では、三生三世十里桃花の東華帝君と青丘・白凤九の恋愛模様が描かれています。
三生三世十里桃花には、三生石の涙必須のシーンがありましたが、あの話はあの話、こちらはこちら、ということで、三生三世十里桃花とストーリーとは細かい部分ではリンクしてないよう。
さて、今回は34話のあらすじ&感想を書きました。
殴り書きに近いので、細かい訳やら、内容の詳細については本編をご覧ください☆
華流ドラマファンとして、
これを読んで一人でも多くの方が本編を見たいと思っていただけると本望です。成仏。
28話から舞台は九重天から梵音谷へ!34話でついに阿兰若の夢に入るのか~~~?!
第34話*あらすじ*感想
東華帝君は姬蘅を住まいに運び、体内の女妖の妖気を払いました。姬蘅の秋水毒がまた回ってきているこに気づき、安静にするよう言いました。姬蘅は東華帝君にお願いをします。频婆果が体内の秋水毒を抑制すると聞き、自身の父の御恩に免じて频婆果を頂けないかと。東華帝君も父親のことを持ち出されては断ることもできず、引き受けます。姬蘅は、白凤九を説得するにはどうしたら良いかと心配しました。すると、東華帝君は白凤九に始めから频婆果を渡す気はなかったと言いました。(燕池梧のために频婆果ケーキを作るために欲しがっていると思い嫉妬していたため。)
燕池梧は、姬蘅のために滋養のスープを持っていく途中、二人のこの会話を聞いてしまいました。
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萌少たちが、優勝品の频婆果が入っているはずの籠を白凤九に届けました。白凤九が籠を開けてみると、そこには東華帝君が三殿下に用意させた桃が入っていました。白凤九は優勝品が频婆果から桃に変えられたことにひどく失望します。频婆果を得るために苦労して練習したことを東華帝君は知っているはずなのに、なぜ频婆果をくれないのか。私を弄んでいただけなのかと。
そこへ、姬蘅が白凤九に会いにきました。
姬蘅「あの频婆果は私もずっと欲しいと思っており帝君にお願いしておりました。まさか、三殿下に桃をもってこさせ、频婆果と交換するとは。」
白凤九「频婆果を私が手にできないと大会前から知っていたのですね。」
姬蘅「そうです。」
白凤九「では、せめてよろしければ、半分分けて頂けませんか。どんなものでも差し上げますから。」
姬蘅「私は、この度はっきり申し上げたいと思います。あの频婆果はあなたと半分に分けることはできません。それからもう一つ、今後帝君から離れてください。」
白凤九「なぜそのようなことまでおっしゃるのですか。频婆果を半分分けたくないのですね。では私たちは他に言うことはありませんわ。」
姬蘅「分かっております。このようなことを言われてご気分が良くないのは。だけれどこれは、あなたの為なのです。私は、東華帝君のお側で見てまいりました。東華帝君はすでに何十万年も生きておられます。退屈で寂しいときもあられます。ですから新しいものにご興味を持たれるのです。あなたは確かに、賢くて美しいです。東華帝君はあなたに目を奪われたかもしれません。ですが、それは一時の遊びに過ぎません。新しいものにご興味を持たれ、遊んでいるだけなのです。」
白凤九「知っておりました。とっくに知っておりました。」
白凤九は走って姬蘅のそばから離れ、泣き崩れました。
〈频婆果を手にするためにあれだけ努力したのに。姬蘅はなぜ淡々とあのようなことを言えるのかしら。東華帝君は姬蘅のことを愛して、ほかにも多くの女性を愛しているのでしょう。叶青缇を救うための频婆果はもう無くなってしまって。そのために費やした日々は、東華帝君の退屈を紛らわす遊びに消えてしまった。少しでも频婆果を分けてくれるなら、遊び道具として傍にいてもいい。私に何をさせようと、なんでもするわ。〉
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三殿下は、九重天に帰り、司命の元を訪ねました。
お酒に弱い司命にお酒を飲ませ、白凤九と東華帝君の縁や、これまでの恩返しの出来事、紅狐が白凤九で、人間界で人生を狂わせ死なせてしまった叶青缇を救うために频婆果を欲しがっていたこと、一切の事情を聞き出しました。
三殿下は聞き出したことを急いで東華帝君に伝えます。
話を聞いた東華帝君は後悔した様子で、白凤九を心配します。
三殿下は、早く白凤九に会いに行かないと誤解が大きくなるばかりだと釘を刺します。そこへ燕池梧がやってきて、東華帝君が姬蘅に軽々しく频婆果をあげてしまったことに傷つきどっかへ行ってしまったと告げます。
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遠くから白凤九の叫び声が聞こえました。三殿下と東華帝君が急いで声のするとこへ向かうと、白凤九が、大蛇の住処に踏み入り、阿兰若の夢に取り込まれたところでした。夢から脱出するには、夢に取り込まれた人自身が夢を破りでるか、親しい人が連れ出すことです。東華帝君は、三殿下に二つ頼みごとをしました。一つは、白凤九が一人で戻ってきたら青丘まで送りとどけ墨淵上神に会いに行くこと。二つ目は、频婆果を必ず白凤九の手に渡すこと。夢の世界はとても壊れやすいため、強力な力を持ったものが入ろうとすれば、夢の世界が壊れ、取り込まれた人の命はありません。
東華帝君は阿兰若の夢に入るため自身の9割の力を捨てます。三殿下は思わずほとんどの力を自ら捨てた東華帝君に向かって叫びます。「四海八荒はどうするんだ!」
東華帝君は、かまわず白凤九を救いにいくため、大蛇に囲まれた白凤九のそばに行き、阿兰若の夢に入ります。
三殿下は皆に、今日の出来事は一切口外しないようにと告げました。
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燕池梧が帰ると、姬蘅が泣いているのを見ました。燕池梧は、間違いを犯したのは姬蘅ではなく東華帝君だと言いました。東華帝君は、姬蘅と結婚すると言ったのに、無関心だからです。姬蘅は、東華帝君との結婚について燕池梧に説明しました。自分の父親の孟昊(モン・ハオ)は生前、東華帝君のそばに使える無敵の将軍だったことから、その娘である姬蘅の世話をすることに責任を感じて結婚するのを受け入れたということを。
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白凤九は夢を見ます。
青丘で、家族が白凤九の結婚相手に誰がふさわしいか話し合っていました。白凤九は東華帝君と結婚したいと言いたいものの、東華帝君の良いところは、かっこいい以外にないので、家族に反対されてしまうと心配して言い出せずにいます。
目が覚めるとそこには、東華帝君がいました。
しかし、東華帝君が自分の目の前にいるはずがない、これは夢に違いないと思い、目の前の大好きな東華帝君に口づけをします。

はい、34話でした!
白凤九が探していた紅狐だったことや、频婆果を欲しがった理由が明らかになり、ようやく多くの誤解が解けていきました。でも、時すでに・・・・
白凤九に自分の正直な気持ちを告げることもできず、阿兰若の夢の中へ行ってしまいました。
白凤九を助けるために蛇に立ち向かい、阿兰若の夢に入る東華帝君、久しぶりにシャキッとしていてかっこよかったですね。(最近はもっぱら白凤九をいじめて楽しんでいるただの紫のおじ様でしたから。おじ様・・・。どこかでちらっと見たのですが、上仙たちの見た目は、その人の能力によりけりみたいなどうのこうので(曖昧すぎるだろw)あれがああでこうで、つまり帝君の見た目は青年らしい。ということなので、もちろん高伟光の帝君すきですよ!?好きだけど、杨洋とかで帝君を想像したらまたデレデレしている帝君の印象も悪くないのかなぁ~なんて思いましたとさ☆)
三殿下、今日もいい仕事しています。さすが、四海八荒一の色男です。
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燕池梧が姬蘅のことを大好きな手前、言いにくいですが、
姬蘅、同性からしたらうざいやつですよね。
確かに美人だけど…女の前だと「私はあなたに負けるはずがないわ!」がすべての言動からにじみ出ている女。おしとやかに見えて美人を自覚しているからたちがわるい。
何てことを白凤九に言うのよ!
まあでも、白凤九にこんなにきつく当たるのは、姬蘅自身が内心では東華帝君の心には自分が居ないってことを知っての焦りとか不安とか嫉妬とかがあるんだろうな。と。
姬蘅、ちょっとうざい女なんだけど、失恋に狂っていると思えば怒りもおさまります。
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ついに、阿兰若の夢に入りましたがこれからまたすれ違いが続きそうです…。長い。
ではまた次回。
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