三生三世枕上書では、三生三世十里桃花の東華帝君と青丘・白凤九の恋愛模様が描かれています。
三生三世十里桃花には、三生石の涙必須のシーンがありましたが、あの話はあの話、こちらはこちら、ということで、三生三世十里桃花とストーリーとは細かい部分ではリンクしてないよう。
今回は32話のあらすじ&感想!
ドラマ本編や原作の方が何万倍もすばらですが、
華流ドラマファンとして、
これを読んで一人でも多くの方が本編や原作をを見るきっかけになれば本望です。成仏。
28話から舞台は九重天から梵音谷へ!
第32話*あらすじ*感想
東華帝君、白凤九、姬蘅、燕池梧の四人で酒の席を囲み一緒に歌や踊りを見ていましたが、燕池梧が姬蘅を、姬蘅は東華帝君を、東華帝君は白凤九を見つめているため、非常にばつの悪い空気。そこへ三殿下が阿離を連れてやってきました。
姬蘅は、皆の前で東華帝君に自身で作った長生藤スープを出します。皆は目配せし合い、三殿下と阿離も気まずい雰囲気を感じ取ります。
白凤九はきまずさに耐えかね、料理の支度がどんな感じか見てこようと席を離れようとしたところ、阿離もついてこようとしたため、
白凤九「これあげるから、いい子にしてるんだよ。」
阿離に手作りのお菓子をあげます。阿離はしぶしぶ席に戻りました。その様子を隣で見ていた燕池梧にも
白凤九「姬蘅が、東華帝君にスープを作ったのが羨ましくて傷ついているんでしょ。」
とお菓子をあげようとしましたが、燕池梧の苦手な味ばかりでした。
燕池梧「なんで、俺の好きな味作ってないんだ。俺の好きな味忘れちゃった?」
白凤九「覚えてるよ。梅子冰糕でしょ。とりあえず、ここの厨房で作ってもらう?」
燕池梧「うん。それから俺、最近しょっぱいのがすきなんだけど、甘いのじゃなくてしょっぱいの作ってみてくれねぇ?もし微妙だったら前の味と同じのつくって。それから、蛋黄酥も試しに食べてみたいんだよね。」
白凤九「わかった。じゃあしょっぱいの先につくってみるわね。」
白凤九と燕池梧の親し気な会話に嫉妬気味の東華帝君。それに追い打ちをかけるように三殿下は言いました。
三殿下「九歌お嬢さん、聞いたところ料理の腕が良いご様子、私、赤豆、緑豆のお菓子が大好きで、丁度あなたの持ってきたお菓子の味だ。幸いにも、お味見できるでしょうか。」
と東華帝君が羨ましがるようにわざと見せつけながらお菓子を貰います。
東華帝君は我慢できずに口を開きます。
東華帝君「白凤九は燕池梧の好みをよく知っているのだな。」
白凤九「あ…、東華帝君もお菓子食べたかった?でも、私が作ったのなんてなんでもないし、魚料理が得意なんだけど、前に食べたでしょ。…やっぱりお菓子、たべたいの?でももうなくなっちゃったし。二人に分けてもらって。」
阿離「三殿下おじ様は、6個、私はたった4個。三殿下おじ様が分けるべきではありませんか。それに、私はまだ小さいのです。母が言うには、たくさん食べないと大きくなれないそうです。」
三殿下「見たところ、九歌お嬢さまは燕池梧の好みをよく知っておられる。しかし、帝君の好みをあまりよく分かっていないようです。偶然にもこのお菓子は私の好みに合っていますが、あなたの好みに合うかどうかは分かりません。口に合わないものを召し上がるより、口に合う私が食べるのが良いでしょう。」
と三殿下は涼しい顔で東華帝君を見つめながらお菓子を食べます。不機嫌な東華帝君は、姬蘅の作ったスープを燕池梧の手元に飛ばします。スープの器が手元に飛んできた燕池梧。
燕池梧「誰がやったんだ。」
東華帝君「手が滑ったもので、すまんな。」
拍手しながら喜ぶ阿離。
阿離「わあ!ずいぶん遠くまで滑ったね!!!!」
姬蘅は、東華帝君のために作ったスープを燕池梧に渡され気分を害し、スープを燕池梧の手元から奪って出ていきました。
*****
夜、妖女(缈落)の影が白凤九に取り入ろうとやってきました。しかし、幸いにも東華帝君の結界によって取り入ることができず、去っていきました。妖女は、姬蘅のもとに行き、姬蘅が東華帝君のことが好きな気持ちを利用し、東華帝君が振り向いてくれるように協力すると言い、姬蘅の体にとりつきました。
翌朝、姬蘅が外で咳をしながら休んでいるところ燕池梧がやってきて、心配します。姬蘅は、秋水の毒に侵されているが、频婆果があれば回復すると告げ、燕池梧に频婆果をとってこさせようと決意させます。燕池梧は白凤九に遠慮する気持ちもあったため、もし自分が大会でかったら二人で半分こすることに決めました。
*****
東華帝君は、白凤九が大会で優勝できるよう、氷の柱の上を目隠しで動く練習をさせました。突然柱が粉々に崩れ、白凤九は転落しかけましたが、東華帝君が受け止めてくれました。そのころ燕池梧も频婆果を手に入れるために剣術の稽古をしており、姬蘅が休憩にお茶を入れ、汗を拭いてくれ、今までとは違う温かい対応に胸を打たれていました。
*****
深夜、萌少が一目ぼれした青丘の姫からむかし貰ったコオロギが死んでしまい、悲しみにくれお酒を飲んでいました。見かねた妹の洁绿は燕池梧と白凤九を呼び出し共に慰めます。燕池梧はここで初めて萌少の好きな人が青丘の姫だと知ります。萌少は青丘の姫が九歌であるとは知らないままでした。

三殿下と阿離の登場。
無邪気な阿離いいですね。ちびっこがいると明るくなりますね。
31話でだいぶ胸焼けしたので、三殿下と阿離に救われました。
にしても、お菓子を分けないための理屈のこね方、二人とも(笑)
よくも淡々と述べられるなぁと感心してしまいます。
燕池梧、スープの器を姬蘅に奪取されたときの悲しい顔…。
かわいそうに・・・。
それでも、外で咳をしてる姬蘅を見つけては、心配して優しい言葉をかけ。
一途。
その気持ちを利用されて频婆果を取ってくるように仕向けられちゃいました。
お茶入れてもらったり汗を拭いてもらったりしてる時の燕池梧、「やっと振り向いてくれた!!」と思って嬉しそう。
単純!
利用されてたってわかった時に落ち込んでしまわないか心配。
がんばれ~!
ではまた次回、つづく・・・。
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